無言歌は続く

 我が家に350年だか400年だか鎮座するモチノキの枝を切る 結構高いところはこわい 枝が混み合っているので通称アブラムシ と云ふ虫が派生しているので 枝ごとバッサリ だいぶ涼しくなった 命綱もないとやはり万が一を考えると慎重にならざるを得ない 落とした枝を運んでお昼にする 大晦日に作った蕎麦を食べ終わる ついでに天ぷらも片付けた 午後は母が歯医者さんなので しばしお昼寝 一時間ほど寝て出かける とりあえず毎日飲むコーヒー豆を買ってアリオへ 母が歯医者さんを終へて戻るのは三時過ぎ 小一時間 買い物ついでにあっちへこっちへ 毎週土曜日はマグロの解体ショーがあるので中とろを狙って贖う 今日の本マグロはちょっと小ぶり70キロ程度だと言っていた 何 マグロはシビに限る とも云ふじゃないか 大好きなタコの刺身もついでに買い求める

 今宵の音楽は Tchaikovsky: Piano Concerto No.1 / Rachmaninoff: Concerto No.2 演奏はヴァン・クライバーン リヴィングステレオ盤のジャケも有名だ こっちはCDで持っている

 今宵2枚目は ジェームズ・ゴールウェイのフルートの演奏 

 今日は良寛さんの亡くなった日だ 昔読んだ「良寛異聞」と云ふ本は面白かったな 越後は出雲人 十八歳で出家 諸国行脚ののち越後に住み 村の聖者となる 無一文で托鉢に行きた 唯一着しかない古布子を盗まれた折 窓から差し込む月を眺めて

   盗人に取り残されし窓の月 

 と口ずさんだと言われている  こんな文章もある

  冬ごもり 春さりくれば 飯乞ふと

  草のいほりを 立ち出でて 里にい行けば 

  たまほこの 道のちまたに 子どもらが

  今を春べと 手まりつく ひふみよいむな 

  名がつけば 吾はうたひ あがつけば 

  なはうたひ つきてうたひて 霞立つ

  長き春日を 暮らしつるかも

 霞立つ長き春日を子供らと手まりつきつつ今日もくらしつ 

 村人たちと盆踊りの輪の中に入れて 何者にもとらわれず 全てを優しく包み込んだ良寛 私の思想の人物である

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